2024-5-31(作業日誌495)

2024年 5月31日(金) 雨 葉山戻り
 8時前に資料館を出て、12時過ぎに葉山へ。今までで一番時間がかからなかったようだ。途中で買ったカレーパンと持参したゆで卵で昼食と思ったが、プラス何やら美味しいものがかかっているご飯が自宅にあったのでそれもたべてしまった。正直、食い過ぎだ。で、1時間ほど昼寝して、あれこれ雑用をこなす。
 で、物語は書けずじまいであった。

 5月30日(木) 晴 サーカス学校
 今日も午前中はサーカス学校に。みんなの稽古を見、本を読んでいた。読んだのは
1992年に出版された、フランスの作家パトリック著『サーカスが通る』この本もサーカスを題材にした小説ではなく、主人公が付き合うことになった女性が以前付き合っていた男が、屋内サーカス場で働いていたという関連でしか、サーカスはでてこない、読み物風の物語であった。
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 午後は、「水溜りの上の綱渡り」を書こう。

 5月29日(水)晴 サーカス学校
「水溜りの上の綱渡り」を少し書く。
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ノルウェーの作家ヨースタイン・ゴルデルが2001年に発表した『サーカス団長の娘』を読む(2005年に翻訳出版)。この作品はサーカスの世界が舞台になっているのではない。主人公は<作家援助>という、作品の梗概を書き、それを売って生計を立てている、常に物語が頭に湧き出してきてそれを吐き出さないことには気が狂ってしまいそうになる男性だ。やがて彼の梗概を元に作品を書いたり書けなかったりしている作家や作家の卵たちが彼の商売に苛立ってしまい、その人々に殺されるかもしれないと思い始めた男が海外へ逃げていきながら、自叙伝を書いている。そのあいだのさまざまな出来事、女性遍歴などの物語なのだが、あるサーカスの団長の行方不明になっていた女の子が素晴らしい空中ブランコのスターになるものの、彼女が自分の娘であるのに気がつくのは、彼女がブランコから落下して死ぬ時なのだが、これも一つの物語として語られている。で、この作品の主人公も、付き合っていた女性が妊娠して彼から去っていくが、やがて、その娘と寝てしまい、そのために、全てを捨てて、新しい人生を選ぼうとしている。確かに“サーカス団長の娘”の話とはちがうが、同じような悲劇を彼も味わうので、このタイトルがそれほど不自然でないかもしれないが、本来は、<作家援助>の物語とでも題しても良かったのではないか。サーカス小説の枠には入らないような気がするが、作品そのものが面白く読めたのは事実で、作品の構成、作り方として面白いのも事実だ。
この作品の中には、彼にしか見えない、彼と話のできる小人が登場するが、その小人が、もう一つのサーカスの世界であるフリークスを現していると見ることができるかもしれないが、それも主人公のキャラクターを豊かにするための彩りでしかないと見ることもできるが。
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さあ、夕食を作るか。今日は豚肉のソティだ。

 5月28日(火) 雨&曇 サーカス村へ
 横横高速道路は土砂降りだったが第三京浜では小ぶりに。環八では止み曇天の空の下を走って、2時に資料館に到着。フジマートで食材を購入した時買った焼肉弁当をレンジでチンして昼食。うまくなかった、先日のカツ丼弁当のほうがマシであった。今後もあれこれ試食的に買ってみようかと思っている。
 学校には行かず、1時間ほど昼寝。昼寝をしたほうが体力回復し、仕事ができると思われる。5時間強の運転後、お茶を飲んだぐらいでは、疲れというかボーとした状態は霧散しないので、昼寝が適切なような気がする。
 運転中に考えていたのだが、とにかくなんとか今書いているサーカス小説を書きあげること、ほかのことには気を回さず、この小説を書くことが最後の仕事と思ってやり抜くことが、オーバーだが、我が人生ではないか。その気概を持てということだ。

 5月27日(月)曇りのち雨 湘南鎌倉病院へ
 大船東口のバス発着場から出ていた、湘南鎌倉病院行きのシャトルバスはコロナの影響か廃止になっていたので、フツーのバスで向かう。到着バスも以前と違い迷ってしまう。病院へ行ったのは、右肩の背中側に、ぷっくらとふくらみができていて、こりゃなんだ?と思い、悪いものだといけないので検査してもらおうと思い、出かけた次第。
CTまで取られたが、まあ、悪いものではない脂肪の固まりだというので、取り除いてもらわずに経過観察ということに。それでも一日仕事になってしまった。
 
 5月26日(日) 曇 自宅
 シアターXにIDTFのチラシを取りに行こうかと思ったが、まだ仮チラシしかできていないというので、足を運ぶのをやめる。
 今日は自宅で作業しよう。サーカス村から戻れば雑草が頑張ってくれている。その処理をしなくては。また、来週サーカス村だと思うと、少しでも雑草くんと対決しておかねば。

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