2024-10-5(作業日誌520)

2024年 10月5日(土) 晴 自宅 (15日目)
 できれば『サーカスとリヤカー』というタイトルで、一冊の本にしたいが、相当手を入れないとダメだろう。

 10月4日(金) 降ったりやんだり (14日目)
『魂の道化師』として書いいたものをなんとか書き終える。
 タイトルは『道化師がいた」に変更。なんとなく書けたような気がするが、さて。
これでいいかどうか。読み直してみないとわからない。
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 サーカス村会報をメール添付で送りたい旨を、前回の会報に書いて送ったところ、
かなりの確率でメールアドレスを送ってきてもらえている。なんとなく、ふーん、結構読んでもらっているのかと、心強いというか、エールを送ってもらった気がするのが、我自身ちょろいなと思う。
 数通前まで書くことがなくイライラしながらなんとなく誤魔化していた気持ちが強かったので、応援エールをもらうと、気恥ずかしさ半分情けなさ半分といった気持ちになる。

 10月3日(木) 晴 会報アドレス (13日目)
 会報郵送名簿者からメールアドレスがポロポロと届く。これで次回からの郵送分はいくらか減ると思うが、意外と思う人がアドレスを送ってきたり、送ってくるだろう人で反応のない奴も結構いる! こういうのは無視すべきだろうと思うよな。
今日は、この件を含めて雑用整理だ。

 10月2日(水) 晴 30度超えの猛暑日(12日目)
 午後、歯医者と内科クリニックへ。ついでに本屋にも思っているが、藤沢のジュンク堂まで行かず、大船の熊沢書店で間に合わせるかどうか思案中。
 2025年度の富士見市きらりのサーカスバザールの仮台本が書けたが、もうすこし、ドラマ性を持ち込みたいのだが。さて。どう書けばいいか。
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『やし酒飲み』を再再読中。どうすれば、この物語のような思いきった展開で書けるかわからないが、とにかく、読んでいると気持ちがすっきりするというか、うんうん、こんな風に展開すればいいのかということに、気持ちも整理がついたような気がするのが不思議だ。

 10月1日(火) 曇 『やし酒飲み』   (11日目)
ちらっと外出して、本屋や病院回りをするつもりだったが、逗子駅まで妻の送り迎えで予定を変更。
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エイモス・チュツオーラ著『やし酒飲み』を再読する。うーん、面白いというか、死んだやし酒作りを探しに、日本的にいえば冥土のようなところ、アフリカのブッシュを、そこは人も動物も入ったら出られない原生林のようなところらしいが、妻と一緒に旅する男の話だが、この世界が実に豊かでまた様々な生き物、怪物が出てきて実に面白いのだ。その話の展開の自由さというか、柔軟で奇抜な展開がまさしく神話的物語なのだ。この神話的でありしかも創造的である、自由な物語の展開をいかに学べるか。例えば、最初に出てくる死神は、市場で完璧な紳士だったのが、それが全部借り物で、それらを返していくと、最後には頭蓋骨だけとなり、彼の家族もみな頭蓋骨なのだが、そんな風に物語が進んでいく奇抜なストーリーなのだ。しかも、これはほんの序幕にすぎない。この頭蓋骨紳士に惚れた女子が頭蓋骨に幽閉されるのだが、頭蓋骨紳士を焼き殺し、娘を解放し、娘を妻として、その父親から聞き出した、亡くなったやし酒作りを探しの旅出る主人公。
この話で、なんとも面白いのは、完璧な紳士の肉体が、その腕も足も体も骨も、顔も、全て返すときにお金を払わなければならない借り物であったことだ。もちろん、骸骨になっても、娘を幽閉できる力を持っている死神であるというのは、民話から学んだにしろ物語を作り出す力を作家が持っているということである。その想像力をいかに学ぶかなのだが。

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