2024-12-25(作業日誌536)

2024年 12月25日(水) 晴れ 自宅
 朝、頑張って落ち葉拾い。庭にある溝が落ち葉でいっぱいになっている。お隣さんの桜の落ち葉がほとんどなのだが、まあ、文句の言えることではない。45リットルの袋2ヶ。まあ、他の枯葉などを拾い集めれば、もう2袋ぐらいは集められるのだが、日和る。裏庭の木に絡まっているつた草をとったり、笹竹のカットなどもやらなければならないのだが、もうひとつやる気にならないというか、腰が重いのだよ!

 12月24日(火) 晴れ 大間々に
 10時50分のりょうもう11号に乗って赤城へ。運転免許証を赤城の大間々警察分署に受け取りに。サーカス学校をやっている時期、神戸の資料館で寝起きしている時期であれば、ちょいと車をはしらせらればいいのだが、葉山の自宅からとなると、省旅行並みだ。8時36分のバスで逗子駅。9時7分の横須賀線で戸塚、戸塚から東海道で新橋へ。そこから地下鉄銀座線で浅草へ。で、東武鉄道というアクセスで、浅草に着いたのが10時21分。家を出たのが8時20分過ぎなので、まるまる2時間掛かっている。浅草から赤城までは1時間50分ほど。そこから分署まではタクシーで5分かな。13時に到着として、4時間40分ほどだ。
 車だと約5時間かかるが、新しい免許証を受け取るためだけに、片道5時間車を運転するのは、さすがに体力的に無理だし、それだけ長時間運転するのは事故の危険も高まるので、控えた次第。それに10時間車の運転だけで、他に何もできないというのも、相当に厳しいというか、えらく時間をむだにするような気がしてしまう。
 単純に、そんなに運転していたくないという気持ちが強い。
 で、いま、りょうもう11号の座席に座ってこの文章を打っている。僕が乗っている5号車の乗客は3名。途中、北千住で何人か乗ってくるだろうが。と思っていたら、東京スカーツリー駅で、5、6人が乗ってきた。
 赤城駅から大間々分署までタクシー代1,200円。何年ぶりにタクシーに乗ったが、高いねぇ。まあ、群馬の田舎ということもあるが。3キロ足らずだと思うのだが。で、分署で新しい運転免許書に。受け取って写真を見て驚く。3年前と同じ服装をしている。まあ、10年以上いやひょっとすると、20年以上も愛用している、貰い物の冬のジャンパーもあるので、服装が変わらないのは不思議でもなんでもないのだが。脳みその中身も変わっていないかもしれず、そちらは問題ありかも。
 分署からの帰りは、赤城駅まで歩く。途中、小さな食堂で昼食。ミックスフライ定食を頼む。これが稀に見るうまくない定食だった。しかも味噌汁が薄くて、といって残すのは悪いのでついには醤油を入れて飲み干す。

 12月23日(月) 晴れ やることをやらずに  (93日目)
 細かい雑用をチラチラとこなして、今は夕方3時過ぎになる。で、パソコンを開く。今日は物語の続きは書かないでおこうか、いや、ちらりと書くべきかと、悩んでいる。読みかけの本も開いていない。サーカス村会費を送ってくれた方に領収書と手紙を送る。
年賀状は送りませんと書き添えて。
 明日は、大間々まで電車で行かなければならない、運転免許書が交付されるので、それを受けとる為に。その為だけに車で行くのはさすがに苦痛だなと思い、電車で行くことにする。どちらにしろ、交通費はバカにならないのだが、そこへ家の漏水修理に請求書が届く。いや〜、予測はしていたが高額の請求書に、いや〜、参ったなでありやんす。

 12月22日(日)晴れ 81歳になった!  (92日目)
 いや〜どんどん歳をとるものですねぇ。つまり若返えれないということですよ、残念ながら。やり残したことというか、チャレンジするもはね返されて失敗していることが山ほどある人生を歩んで、80歳の大台に突入してしまったということだ。
 その山ほどあるやり残していることで、このままにしておきたくないのが、小説を書くことだ。で、この間、一年がかりで『リヤカーとサーカス』という作品をなんとか書いた。これは短編5本と中編1本で、中編のタイトルが『リヤカーとサーカス』である。で、次回作は旅とアナーキズムを素材にしたものを描きたいのだが、さて、どうなることやら?
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 シリアのアサド政権の崩壊をニュースで見て、思い出したのはブレヒトの詩の一つ、
「政権の不安」である。その6に次のようにある。
  だが、かれらの第三帝国が思い起こさせるのは
  アッシリア・タールの建造物、」あの巨大な要塞だ
  伝説によると、どんな軍勢も陥落できなかったというその要塞が
  その内側で公然と語られた、たった一言で
  廃塵に帰したという。

 シリア政府内でどんな言葉が語られたが故に、一夜にして、アサドがロシアへ亡命せざるえないほどの崩壊をもたらしたのだろうか。その言葉は? さて次はどこの国でどのようなことが語られ権力は崩壊するのだろうか? アフリカのどこかの国か。ミャンマーか。ひょっとすると、イスラエル? パレスチナの人々のジェノサイドの実行犯であるネタニヤフ首相の心の要塞を崩壊させる言葉を、たった一言をぼくらは見出し、その言葉を彼に送らなければならないはずなのだが。

 12月21日(土)晴れ ジュンク堂に (91日目)
 久しぶりに藤沢のジュンク堂に。女房殿に頼まれたハン・ガンの本2冊と平野啓一郎の『ある男』と朝井リュウの『生殖記』を購入。なぜか、平野啓一郎の本と書評で好評な『生殖記』を読んでみようかという気持ちになった。多分『リヤカーとサーカス』を書き上げ、まだ、校正というか再読が必要だが、次回作を書く前に、現代の小説らしい小説を読んでみたくなったからだ。
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 藤沢駅前の空中回廊でなにかのバザールのようなことをやっていて、クラフトビールの店なども出ていたので、クラフトビールとボーンステーキ(?)を食べる。クラフトビールが800円、ボーンステーキの小が600円、高ぇ〜!であった。

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