読書001539『夜ごとのサーカス』



07-6-18(月)

『夜ごとのサーカス』アンジェラ・カーター著 加藤光也訳
Angele Chatto Night at the Circus London  1984年

 背中に翼を生やした女空中ブランコ乗り・フェヴァーズの、奇想天外な物語。ピカレスク小説。売春宿で育ち、フリークの秘密クラブを経て、「帝国巡回大サーカス」へ。彼女を取材に来て、そのままサーカスの道化師になったカーターの遍歴が、もうひとつのピカレスクの物語だ。

 道化について、そのはちゃめちゃな演技について書かれいるのがすごい。とても全文引用できないが、死ぬまでの道化するという、道化師。
 

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